職員の不祥事に関するお詫びとご報告
お詫びとご報告
この度、当法人が運営する特別養護老人ホームにおいて、職員によるご利用者様の預貯金を不正に搾取、流用、及び私的流用という、あってはならない重大な不祥事が発生いたしました。
日頃より私たちを信頼し、ご家族様を託していただいているにもかかわらず、その信頼を根底から裏切る事態を招きましたこと、また、皆様に多大なご心労とご不安をおかけすることにつきまして、心より深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。
私たちはこの行為を極めて重大な背信行為と断じ、当該職員を懲戒解雇処分といたしました。
また、施設長につきましては、管理責任においてけん責処分としております。
最も重要である被害の回復につきましては、ご利用者様とそのご家族様にご迷惑をおかけした責任を深く自覚し、不正に流用された被害額の全額を当法人の負担において、ご利用者様へ速やかに返済を行ってまいります。この行為は、私たちの管理体制の不備が招いた結果であり、法人として当然の責務であると考えております。
今回の不祥事は、私たちの管理体制と倫理教育の欠落を示すものであり、痛恨の極みでございます。
私たちは、この事態を厳粛に受け止め、二度と皆様の信頼を裏切ることがないよう、再発防止に向けた事業運営の見直しを徹底するとともに、職員に対して福祉専門職としての自覚と倫理観を確立するように指導してまいります。
皆様から信頼され、安全安心な事業運営をすることが、私たちの最大の使命であります。
今後とも職員が一丸となり、ご利用者様のことを最優先に捉え、心から信頼していただける施設運営に、誠心誠意、取り組んでまいりますのでご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和7年11月7日
社会福祉法人知多福祉会